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レポート/⽂献

AESCULAP®DSclip及びChallengerTi-Pを用いた直腸低位前方切除術における左結腸動脈温存D3廓清

関西医科大学付属病院 消化管外科 教授 濱田 円 先生

低位前方切除術の郭清では、結腸間膜と尿管下腹神経筋膜との間にある疎性結合組織を十分に剥離し、結腸間膜脂肪織に含まれるリンパ節組織を一塊にして郭清することを心がけている。動脈には、DS Clipラッチ付を用いると、先端から閉鎖される組織長は、Lサイズ(12.6mm)、ML(9.4mm)であり、殆どの症例で血管全体が余裕を持って捉えられ、安全にクリッピングすることができる。本クリップは、チタン製で1本が2つのクリップレッグで構成され、一発でダブルクリップの効果があり、優れた塑性を示すため、厚みのある組織では安心感がある。 薄い壁構造の血管では、ChallengerTi-Pclip(ML サイズ)を用いる。クリップ長は、7.9 mmであり、細い動脈や静脈に用いる。CO2 ガスカートリッジにより、自動装填され、連続的にクリッピングでき、ブレがなく安定した操作が可能である。特に治療的側方郭清の際に、多数の血管処理を要する場合などに有用である。

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