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レポート/⽂献

AESCULAP® DS clipを用いた腹腔鏡下虫垂切除術における虫垂根部処理

東京慈恵会医科大学附属第三病院 外科 柳 舜仁 先生

急性虫垂炎保存治療後の再発率は、10~30%と報告されています。待機的手術の合併症のリスクがそれを下回ること、待機手術後の虫垂病理所見でその多くが何らかの炎症所見を有していることから、虫垂炎の再燃・重篤化を予防する上で待機的(インターバル)手術治療は妥当であるとの考えが広まりつつあります。当院においては、緊急手術、待機的手術における腹腔鏡下虫垂切除(以下:LA)を積極的に取り入れており、2016年10月~2017年10月の期間において、約38%をLAで実施しています。これまで虫垂根部の処理方法としては、基本的にループ式結紮器を用いて結紮後、体腔内埋没縫合を行う方法を実施してきました。虫垂周囲の癒着が強く、虫垂根部切離を先行する症例等においては、自動縫合器を使用しておりました。しかしながら、コスト面に改善の余地がある事等から、Appendectomy用に開発されたDS clipを導入しました。

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