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レポート/⽂献
【Clinical Report】大阪大学・大瀬尚子先生_湾曲型コットンデバイス(エンドスワブⅡ)の有用性
大阪大学
呼吸器外科 講師・診療局長
大瀬 尚子先生
本レポートでは、湾曲型コットンデバイス(エンドスワブⅡ)の有用性について述べる。
①エンドスワブⅡは、管理医療機器ClassⅡの認証を取得している外科手術用コットン(スワブ)であり、スワブサイズはS/M/Lの3種類があり、状況に応じて細かく使い分けることができる。
②適度に柔らかく、組織へのダメージはほとんどない。また、水分を吸収すると徐々に軟性が増すものの、線維の毛羽立ちやほどけが生じることが少ないので、頻回な交換を要しない。当科では肺切除の場合、Lサイズ・Mサイズ1パックの使用で足りており、コスト的にも許容されると考えている。
③今までは、手術用コットンは直線形状のホルダーしかなかったが、エンドスワブⅡは、シュヴァルツカーブドスワブホルダー(以下カーブドホルダー)という湾曲型ホルダーでも使用することができる。この湾曲型ホルダーは非常に有用なデバイスで、展開、圧排、鈍的剥離に多大な威力を発揮する。
単孔式肺切除手術及び、多孔式での肺切除術や縦郭腫瘍手術における当科での使用方法や有用性を、手技動画と併せて提示する。
