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レポート/⽂献

呼吸器外科領域における「細径化」の有用性

天理よろず相談所病院 呼吸器外科 中川 達雄 先生

胸腔鏡下手術は、肋骨に鉗子が当り、動きが制限されることが問題となる。特に頭側、尾側や側胸部へのアプローチは、鉗子の角度が付かなく、操作が困難になることがある。無理な力がかかると、鉗子が撓ってしまう可能性もあり、シャフトの頑強さは腹部領域以上に必要である。その点、φ3.5mmのAdTec® miniの鉗子シリーズは、細径でありかつ耐久性に優れている点で呼吸器外科手術には最適と考える。また、細径であるが故に必要に応じてポートを加えることに躊躇いはなく、低侵襲を維持しながら利便性を上げることができる。すなわち「減らす」から「増やす」へ、ここに細径手術の本質があると思われる。また、AdTec® miniの鉗子シリーズは、ハンドルスプリングが内臓されているため、、しなやかな開閉が可能であり手にやさしく馴染みやすい。こうした鉗子の性能向上こそが、今後の低侵襲手術を支えるものと確信する。Miniでも機能はMaxi、AdTec® miniに私は期待する。

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